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モナコイン 海外取引所上場活動? 詳細不明なまま350万円集まる

ほしいMONAリストというサービスがあるのをご存じでしょうか?
モナコインが欲しい人が、その理由とアドレスを公開して、それを見た人が自由にモナコインを寄付することができるサービスです。

最近ではキムラプロワークスさんの「北海道千歳モナ神社」プロジェクトで活用されていることでも話題となりました。

比較的ゆるい募集の場ですので、軽く投げ銭を募集するような内容から実際に開発プロジェクトの支援を募集する内容まで、幅広く自由に活用されているようです。

そんな「ほしいMONAリスト」で最近、モナコインの海外取引所上場活動と称した寄付の募集が掲載され、話題となっています。

情報薄く、内容には疑問点も

名称は「海外取引所に上場する推進活動の寄付お願いします。」となっているこの寄付募集ですが、公開されている情報は募集者のTwitterアカウントと、短い説明文のみ。

説明文には、モナコインを海外取引所に上場するために宣伝や広告の経費を取引所に渡す必要があるという趣旨のことが書かれているものの、具体的な上場交渉先や必要金額への言及はありません。

また、「寄付されたモナコインを基本的に取引所にそのまま渡します。私個人はいりません。」とも記載されており、寄付金額が必要経費を上回った場合などがどこまで考慮された寄付募集なのかは疑問が残る内容となっています。

1万5千MONA近くの寄付が集まっているが…

寄付募集は現在は締め切られており、集まった金額は14954.227938MONAとなっています。日本円に換算すると、記事執筆(5/21)時点の相場で350万円を超える規模となっており、これほどの資金が今後どのように活用されるのか、注目されています。

なお、ほしいMONAリストの仕様上、募集者が自分自身で寄付を繰り返すことで寄付額を大きく見せることも可能なことから、必ずしも全ての案件で実際の寄付額が正確に表示されているとは限らない点には留意が必要でしょう。

ともあれ、一流の取引所を除けば大抵の取引所の上場コストを十分に満たす金額が集まったとされる今回の「プロジェクト」。今後の展開に注目していきたいと思います。

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By Katsuo

KT情報ポータル運営事務局 代表・アルファ情報ポータル編集長 2018年初頭に仮想通貨と出会い、同年4月に国産コインSanDeGoの立ち上げに遭遇。以降、仮想通貨を取り巻く熱狂とバブル崩壊を目の当たりにし、「コインで持続的な楽しさを提供すること」を軸に国産コインの普及活動に邁進。SanDeGo情報ポータル、アルファフォーセット、AlphaAdService、アルファDiscord等のサービスを運営。