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BitZenyがCREX24に上場! 一時は1500倍の暴騰も

昨年末から新たな上場活動が展開されていた国産仮想通貨BitZenyが3月31日、仮想通貨取引所CREX24に上場されたことがわかりました。CREX24とBitZeny運営チームがそれぞれ、公式Twitter上で発表しています。

いまや国産草コインのメッカ? CREX24

国産草コインユーザーに馴染みの深かったCoinExchangeやCryptoBridgeなどの海外取引所が昨年から相次いでサービスを終了する中、国産草コインがCREX24に集中していく動きが続いています。

2017年にエストニアで設立されたCREX24は、当初から多通貨、多言語に対応したボーダレスな取引所として展開してきました。国産コインとしては主に、2018年にNeetcoinやSanDeGoが上場。続いて2019年にはKoto、Monacoin、Bellcoinが相次いで上場を果たし、そして今回、2020年3月にBitZenyが加わったことで、事実上の「国産草コインのメッカ」とも言える状態になっています。実際に、前述の通貨は全てBTCとのペアを備えており、国産コインどうしを交換する上で、非常に利便性の高い取引所となっています。

2月にはハッキングによる資金流出被害を公表しており、この際の被害額を実際より過少に公表しているのではないかとする憶測が流れたこともありましたが、その後は大きな続報はなく、安定した運営が継続しています。

上場直後は1500倍のプレミアム相場

そのようなCREX24への上場の報せを受けて、TwitterやBitZenyのDiscordコミュニティ上では歓迎の声が相次いでいます。 マーケットもこれに反応してか、上場直後のCREX24のBTC/ZNYペアでは、上場前の1500倍にもおよぶ50,000satoshiを超える相場を記録し、その後もしばらくは30倍程度の1,000satoshiを推移するなど、お祭り状態となっていた模様です。(記事執筆現在の相場は落ち着きを取り戻しています)

更なる上場計画、Trezor対応も展望

国産コイン界隈に久々の明るいニュースを届けてくれたBitZenyですが、その運営は決して明るいだけではありません。

多くの国産コインでそれぞれの事情により創設者が不在となり、その穴を第2世代・第3世代の有志メンバーが支えている現状があります。BitZenyも同様に創設者不在の中、有志のメンバーが集ってコインの維持・発展に向けて取り組んでいるようです。

公式Twitterでは、更なる上場計画やハードウェアウォレットTrezorへの対応を含む「BitZeny再起動プロジェクト」が進行中とされており、多くの有志による活動も続いています。

BitZenyの今後の活動に、注目ですね。

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By Katsuo

KT情報ポータル運営事務局 代表・アルファ情報ポータル編集長 2018年初頭に仮想通貨と出会い、同年4月に国産コインSanDeGoの立ち上げに遭遇。以降、仮想通貨を取り巻く熱狂とバブル崩壊を目の当たりにし、「コインで持続的な楽しさを提供すること」を軸に国産コインの普及活動に邁進。SanDeGo情報ポータル、アルファフォーセット、AlphaAdService、アルファDiscord等のサービスを運営。