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Monappy システム移行に向け新規会員登録の受付一時停止

Monacoinのポータルサイト「Monappy」を運営する株式会社IndieSquare(本社:東京都)は5月1日、「Monappy」を新システムへ移行するまでの間の対応として、新規会員登録の受付を一時停止すると発表しました。

同サービスではサイト内の各種サービスに使用できるMonacoinのオンラインウォレット機能を有していましたが、改正資金決済法の施行に伴いウォレット機能の継続が困難な状態となり、独自開発した新技術「HAZAMA」を用いた運用へ順次切り替える方針を表明していました。

「HAZAMA」はBitcoinやEthereum等のブロックチェーンと相互接続し、同じフォーマットで送受信や交換取引といった処理を可能とするサイドチェーン技術で、Monacoinへの対応も予定されています。この技術によって、複数の暗号資産を扱うウォレットサービスやDAppsアプリ・ゲーム等の運用・開発が容易になることが期待されています。

当初は4月中に「HAZAMA」のクラウドサービスの提供を開始する予定とされていましたが、5月2日現在ではまだ公開されていないことから計画に若干の遅れが生じているものと見られます。

こうした状況から、「Monappy」のウォレットが「HAZAMA」を用いた新システムに移行するまでの間、暫定的に新規会員登録の受付を停止する措置となったようです。一方で従来からの会員は「Monappy」のオンラインウォレット機能を引き続き使用できる状態となっておりますが、こうした措置について同社は改正資金決済法の規定に則り金融庁への届出を行っているとしており、同法上の問題は一旦はクリアされているものと見てよさそうです。

システムの完全移行は6月中を目指しているとのことですのでまだ少し時間がかかりそうですが、仮想通貨の価値を向上させる国内発の取り組みとして期待しながら待ちたいですね。

Monappy

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By Katsuo

KT情報ポータル運営事務局 代表・アルファ情報ポータル編集長 2018年初頭に仮想通貨と出会い、同年4月に国産コインSanDeGoの立ち上げに遭遇。以降、仮想通貨を取り巻く熱狂とバブル崩壊を目の当たりにし、「コインで持続的な楽しさを提供すること」を軸に国産コインの普及活動に邁進。SanDeGo情報ポータル、アルファフォーセット、AlphaAdService、アルファDiscord等のサービスを運営。