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1.はじめに
こんにちは。前回の記事で、TokenPocketでのBridgeについて説明しました。
説明通りにやっていただいていれば、BSCチェーンにPNを保有しているかと思います。
今回はそのPNと、BSCチェーンの基本通貨BNBを使った流動性提供について説明します。
流動性提供とは、ペア通貨を同一金額準備し、LP(Liquidity Pool)というものを作成することで、他の参加者がその通貨での取引を行う手助けをすることを言います。
今回の説明では、PNとBNBを同一金額使用しますので、予め準備してください。
BSCチェーン内での通貨交換についてはhttps://blog.information-portal.net/archives/7338 を参考にしてください。
それでは早速始めていきましょう。
2.流動性提供(LP設定)
TokenPocketで、BSCチェーンを選択し、PancakeSwapにアクセスしてLPを作成します。
上部の枠内に以下を貼り付けます。
https://pancakeswap.finance/liquidity
青文字部分をタップします。
今回はBNBとPNでLPを作成しますので、上欄はBNBとしてください。
下欄でPNを選択しますが、なければ以下のコントラクトアドレスを貼り付けます。
0xd7b00775abd2f1203c5d93a0d6036eb52aa4e077
以下では、BNBの保有金額の方がPNの保有金額より多い状態です。
ここでBNB側のMAXをタップすると、PNが不足することになり、LPを作成できません。
PN側をMAXにすると、同一金額換算のBNBが自動計算され、「Enable」が押せるようになります。
※今回はBNBの保有金額の方が多いケースで説明しましたが、仮にBNBの保有金額の方が少なく、BNB側でMAXを押して先に進めてしまう場合もあります。その場合、BNBの保有がゼロになってしまい、BSCチェーンでの取引ができなくなってしまいますので、BNB全額(=MAX)を使用しないようにしてください。
これでLPの作成が完了し、流動性提供できました。
3.流動性解除(LP解除)
ここでは、設定したLPを解除(=元の通貨に戻す)する方法について説明します。
設定時と同様の画面で、設定済のLPが表示されていると思いますので、タップします。
何%解除するかを選択できます。今回は100%解除してみます。
以下の画面では隠れてしまっていますが、先に「Enable」というボタンをタップしています。
Liquidityの画面まで戻ると、LPが解除されていることがわかります。
BNBとPNの残高も戻っています。
※流動性提供の前後では、ペア通貨の枚数が変動しているのが通常です。
一般的に、価格が相対的に上昇した通貨の枚数は減り、下落した通貨の枚数は増えます。
これには、変動損失(インパーマネントロス)という概念も関係しますが、難解で私も理解しきれていませんので、ここでは割愛します。
4.おわりに
いかがでしたでしょうか。LPを組んだ後は、本来であればfarmingといって、LPを預けて利子をもらうようなことを行いますが、PNは現時点でfarmingができませんので、今回の説明では省略しています。PNでfarmingができるようになったら、farmingの方法についても説明したいと思います。
お疲れさまでした。
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多機能情報BOT Panderoid開発者・あるちっぷ共同運営者
国産仮想通貨SanDeGoの黎明期からSanDeGoコミュニティに参加し、積極的にサポート活動を展開。相場情報取得やフォーセット機能などの実用性に加え、多様なゲーム性を併せ持つ多機能情報BOT 「Panderoid」を開発し、Discord上で提供。アルファのチップサービス「あるちっぷ」のフロント開発を担当し、共同運営中。