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BiteBTCの詐欺スキーム

ここから先はkatsuoの推論ですが、BiteBTCがなぜこのような行為をするのかを理解するうえで役にたつかもしれません。

BiteBTCは資金の詐取を目的とした詐欺サイトであると当サイトでは判断しています。

つまり、BiteBTCそのものが大きな蟻地獄のようなもので、常に新しい被害者が入ってくるのを待っています。

  1. 誘い込みの手口
    • 主要通貨の相場を操作し他の取引所よりプレミアムがある状態を演出
    • 主要通貨の取引量を操作し、常に出来高が大きい状態を偽造
    • 草コインの上場費用を格安に設定
    • 定期的にAirDropを実施
  2. 信用させる手口
    • 取引機能は問題なく使用できる
    • 価値の低い草コインや、小額の出金は自動で円滑にできる
  3. 資金を詐取する手口
    • 金額など一定の条件を満たす出金操作が行われると、難癖をつけてアカウント凍結
    • 凍結されたアカウントの資金は全てBiteBTCの懐に入る
    • 相場が上昇している局面での凍結が特に多い
    • あまりにも相場が急騰して資金ショートしたり、本当に不具合が生じた場合等は「火事」などといって全てのちゃぶ台をひっくり返す

こんなところではないでしょうか。

搾取した仮想通貨はそのままBiteBTCの懐に入り、換金性が低いなどの理由で利用価値が低いと判断した通貨についてはAirDropに回されているのではないでしょうか。

現に、6月下旬にあるユーザーが1,000万SDGOを詐取されるケースが発生していますが、その直後にBiteBTCは1,000万SDGOのAirDropを実施しています。

偶然というにはあまりにも出来すぎたタイミングです。

新たな被害を生まないためには

このような明らかな詐欺サイトが何年も摘発されずに運営し続けることができるというのは、日本国内では考えられないことです。しかし、残念ながら世界は広く、法と秩序が十分に行き渡っていない地域も多いのです。

限られた警察力は殺人や強盗、治安維持に割かれ、詐欺などへの対応にはリソースが割かれないという状況は珍しくありません。遠い外国の被害者のことなど、耳にも入っていないかもしれません。(そもそも現地当局に被害届を出している被害者がいるかどうか…)

そして、そのような地域からであってもインターネットを使えば世界中にサイトを展開できてしまいます。今回のようなケースでは一度被害にあってしまってからでは事後にとれる対策はほとんどありません。

大事なことは、信用できないサイトは絶対に使用しないことです。
そして、後続の被害者が増えないように、しっかりと警鐘を鳴らしていくことも大事です。

  • BiteBTCの被害を受けた方は、そのことをTwitterなどで他の人に共有しましょう。
  • BiteBTCを他の人に紹介することは避けましょう。
  • リスクを認識せずにBiteBTCを使用している知り合いがいたら、注意喚起しましょう。

BiteBTCの蟻地獄に新たな被害者を投入しないこと。
それがBiteBTCの詐欺スキームへの最善の対策といえるでしょう。

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By Katsuo

KT情報ポータル運営事務局 代表・アルファ情報ポータル編集長 2018年初頭に仮想通貨と出会い、同年4月に国産コインSanDeGoの立ち上げに遭遇。以降、仮想通貨を取り巻く熱狂とバブル崩壊を目の当たりにし、「コインで持続的な楽しさを提供すること」を軸に国産コインの普及活動に邁進。SanDeGo情報ポータル、アルファフォーセット、AlphaAdService、アルファDiscord等のサービスを運営。

17 thoughts on “BiteBTCでSCAM被害相次ぐ 詐取した資金でAirDropか”
  1. […] 当サイトの記事は執筆時の内容のまま掲載を継続致しますが、利用を推奨するものではありません。ご利用にあたってはしっかり情報収集のうえ自己判断して下さい。BiteBTCに関する一連の記事はこちらをご参照ください。<2019/6/29追記>BiteBTCを資金の詐取を目的とした詐欺サイトであると判断し、当サイトからの一切のリンクを削除しました。当サイトとしてはBiteBTCを一切利用しないことを強く推奨致します。 […]

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