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【超簡単】MetaMask(メタマスク)の導入方法(2022年)

みなさん、MetaMask(メタマスク)をご存じですか?

MetaMaskはPCのWebブラウザに拡張機能として導入したり、スマホアプリとしてインストールできる超お手軽な仮想通貨ウォレットです。

さかのぼると2016年に登場して進化し続けてきたものですので、慣れている方にとっては長年にわたって使い馴染んだ手足のような存在かもしれませんし、まだ触ったことが無い人にとっては未知のツールかもしれません。

ただひとつ言えることは、イーサリアムやイーサリアム系トークン、それらのブロックチェーン上で取引されるNFTなどを扱うのにこれほどお手軽で便利なウォレットはありませんし、仮想通貨の世界では圧倒的に普及しているプラットフォームだということです。

この記事では、そんなMetaMaskの導入方法を超簡単に解説しちゃいます!

この記事でわかること
  • MetaMaskの概要
  • MetaMaskの入手方法
  • シークレットリカバリーフレーズとは何か
  • ウォレットアドレスの取得方法

MetaMaskってなんだ!?

MetaMask(メタマスク)とは、冒頭でも軽く触れた通りイーサリアム系の仮想通貨ウォレットです。膨大なブロックチェーンデータをダウンロードすることなく、ブラウザやスマホで手軽にイーサリアムやイーサリアム系コイン(トークン)の入金・保管・送金ができてしまう優れものです。

ところで、MonacoinやBitZenyなど、ビットコインコピー系の国産コインに長く触れてきた人にとってはイーサリアム系のコインはちょっと毛色の違うものに感じるかもしれません。

実際、ビットコインとイーサリアムはだいぶ違います。

ビットコインのブロックチェーンが基本的にはBTCという単一のコインのみを取り扱うように設計されているのに対して、イーサリアムのブロックチェーンは初めからETH以外の多数のトークンを自由に作って流通させられるように設計されています。

そのため、ビットコインをコピー(複製)した「よく似た別のもの」であるビットコインコピー系の仮想通貨はそれぞれに独自のブロックチェーンに対応した独自のウォレットが必要なのに対し、イーサリアム系のコイン(トークン)ならイーサリアムのウォレットひとつあれば何種類でもコイン(トークン)を取り扱うことができます。

最近話題のNFT「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」 も、このイーサリアムの汎用性の高さによって実現されています。

つまり、MetaMask(メタマスク)は星の数ほどあるイーサリアム系コイン(トークン)やNFTを管理できる夢のウォレット、というわけですね!(少々大げさでしょうか…?w)

MetaMaskはどこで手に入る!?

さて、さっそくMetaMaskを入手しましょう。

MetaMaskには大きくわけて、ブラウザ拡張機能版スマホアプリ版があります。

ブラウザ拡張機能版ではGoogle Chrome、Microsoft Edge、Firefoxなどが対応していますが、一番のオススメはGoogle Chrome版です。スマホアプリ版ではiOSとAndroidがきちんとカバーされていますので、大抵のスマホは大丈夫ですね。

ここでは、 Google Chrome版を例に説明します。ダウンロードの仕方はいろいろありますが、ここは公式サイトをご案内するのが一番安心でしょう。

STEP 1. 公式のダウンロードページにアクセスしよう

この画面が表示されたら、「Install MetaMask for Chrome」をクリックしましょう。

(余談ですが、画面の下部に行けば他のブラウザ用のリンクもあります)

STEP 2. MetaMaskをインストールしよう

ChromeウェブストアのMetaMaskのページが表示されますので「Chromeに追加」ボタンを押しましょう。

このようなダイアログが表示されたら「拡張機能を追加」ボタンを選択します。

Chromeに拡張機能がインストールされると、初期設定のページが開きます。

ポリゴンで表現されたキツネくんがマウスポインターをめちゃくちゃ追いかけてきますね。ぐりんぐりん動かして満足したら、「開始」ボタンを押して設定へ進みましょう。

あ、ぐりんぐりんには特に何の意味もないですよ…念のため(笑)

STEP 3. ウォレットを作成しよう

設定に進むと「ウォレットのインポート」か「ウォレットの作成」を選択する画面になります。今回は初めての導入ですから「ウォレットの作成」を選択しましょう。

続いて、Metamaskから細かい説明やお願いが表示されるので、心の中で同意できたら「同意します」ボタンを押して下さい。

続いて、パスワード設定の画面が開きます。

設定したいパスワードを入力し、使用条件同意にチェックをしてから「作成」ボタンを押しましょう。


さて。ここで設定したパスワードは今後、あなただけのMetaMaskを開くためのパスワードです。どこかのデータセンターで保管されたりしない、あなたのPCの中だけに存在して通用するパスワードです。つまり何が言いたいかというと、このパスワードを無くすと誰もあなたに再発行してあげることができません

そういわれると怖いですよね。でも大丈夫です。

そのためにシークレットリカバリーフレーズという仕組みがあるんです。 シークレットリカバリーフレーズがあれば、いざという時にウォレットをインポートしなおすことができます。(ついさっき、その選択ボタンがありましたね!)

画面ではシークレットリカバリーフレーズについて解説する100秒ほどの動画が流れていることだと思います。機械翻訳ですが日本語の字幕も表示できますので、英語が苦手な方は動画右下の設定ボタンから「字幕>Japanese」を選択すると良いでしょう。

要約すると、

MetaMask上の資産を操作する全ての権限はマスターキーである「シークレットリカバリーフレーズ」を保持している人に属していて、「シークレットリカバリーフレーズ」を誰かに知られるということは、資産を奪われることを意味します。なので絶対に誰にも教えてはいけません。たとえ、MetaMaskの運営チームと名乗る相手であっても。

・・・というような内容を言っています。ちゃんとした内容は動画をご覧ください(笑)

動画を見終わったら「次へ」を押して進みましょう。

さあ、シークレットリカバリーフレーズの通知画面が表示されました。

「秘密の言葉を表示するには、ここをクリックします」を押すことで、 シークレットリカバリーフレーズを確認することができます。 シークレットリカバリーフレーズは12個の英単語の組み合わせでできています。文章的な意味はありません。この通りにメモをとって、「次へ」ボタンを押しましょう。

(注)単語の候補がわかるだけでも解析しやすくなってしまうので、本来はこの画面も公開しないようにしましょう。

するとなんだかクイズのような画面が表示されましたね。

シークレットリカバリーフレーズをちゃんとメモしたのか確認してやる!入力してみろ!」と言っているわけです。余計なお世話だと感じるかもしれませんが、本当に大切なことなので素直にメモした通りの順番で単語をクリックしていきましょう

(ちなみに、バックアップフレーズとは、シークレットリカバリーフレーズの昔の呼び名です。誰にも絶対に教えてはいけないことを強調するために変更されたのですが、この画面は修正忘れのようですね)

入力し終わったら「確認」ボタンを押します。

これであなたの新しいウォレットが完成しました!

「すべて完了」を押したあとに表示される画面はあまり使うことはないと思いますので、気にしないでよいと思います。

STEP 4. MetaMaskをChrome上部に固定しよう

最後に、MetaMaskをいつでも出せるようにブラウザ上部に固定しておきましょう

パズルピースのような形の「拡張機能」ボタンを押して、MetaMaskの右側にある押しピンのようなボタンをクリックして黒くします。

Chromeの右上にキツネマークが表示されましたね?これをクリックすることで、いつでも一瞬であなたのウォレットを開くことができるようになりました。

STEP 5. あなたのアドレスを確認しよう

MetaMask画面を開くと、上部にアカウント名とアドレスが省略表示されています。
クリックすると、あなたのアドレスがクリップボードにコピーされます。

メモ帳など、適当な場所に貼り付け(Ctrl + Vなど)してみましょう。

0xから始まるアルファベットと数字の羅列が表示されましたね。

これがあなたのイーサリアムウォレットのアドレスです!

MetaMaskの使い道は無限大

MetaMaskの導入、おつかれさまでした!

これであなたはイーサリアム系トークンや対応するNFTを受け取ったり、送ったりすることができるウォレットを手に入れました。

それだけでなく、MetaMaskではワンタッチで異なるトークンをスワップ(換金)することもできます。いちいち取引所を使わなくてもいいなんて、すごいですよね?

また、MetaMaskの真価はただのウォレット機能にとどまりません。

なぜMetaMaskはWebブラウザに組み込まれているのでしょうか…?

それは、世界中のWebサイト・サービスとイーサリアムを統合するため。

言い換えると、色々なWebサービスとあなたのウォレットが直接繋がって、簡単に支払いができたり、ID・パスワードを使わずにログインができたり、ゲームや、アートや、無限大の可能性へのアクセスを手にすることを意味します。

最近ブームのNFTでは、Openseaというサービスが有名ですね。これはMetaMaskと接続してNFTを交換したり売買したりできるサービスです。

様々なサービスと接続したり、JPYCなどのいろいろな最新トークンを受け取ったり、手数料の安いPolygonなどのサブチェーンを活用したり、MetaMaskの色々な使い方については、また別の記事でそれぞれ解説していきたいと思います。

当サイトグループでは、国産コインを無料で貰えるサイト「アルファフォーセット」等で今後、MetaMaskに対応したサービス展開を予定しています。

追って発表していきますのでこちらもぜひ、お楽しみに!

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By Katsuo

KT情報ポータル運営事務局 代表・アルファ情報ポータル編集長 2018年初頭に仮想通貨と出会い、同年4月に国産コインSanDeGoの立ち上げに遭遇。以降、仮想通貨を取り巻く熱狂とバブル崩壊を目の当たりにし、「コインで持続的な楽しさを提供すること」を軸に国産コインの普及活動に邁進。SanDeGo情報ポータル、アルファフォーセット、AlphaAdService、アルファDiscord等のサービスを運営。