スポンサーリンク
Neetcoin運営 管理者アドレスの凍結解除を発表
多くの国産コインの運営チームが抱える課題。それは非中央的な組織であるが故に「おカネの管理」が難しいという点でしょう。コミュニティの理解と支持を得ながら透明性のある資金運営を行うことは決して容易なことではありません。そして、それは扱う金額の大小を問わないのです。
国産コインNeetcoin(ニートコイン)の運営チームは12日、同チームが保有する管理者アドレスの凍結を解除する方針を発表しました。一旦は姿を消していた資金が、再び活用されることになったのです。
Neetcoin公式ブログの記事によると、Neetcoinのリリース当初、ボラティリティの抑制やPoSマイニングへの影響を考慮して数万枚程度のNeetcoinを管理者アドレスで凍結管理していたとのことです。現在ではあまり大金とは言えない枚数ですが、リリース当初には無視できない規模だったわけですね。
そしてNeetcoinのリリースから2年程度が経過してコインの流通量が大幅に増加した今、これらのアドレスを凍結する必要性が薄れてきました。そこで、凍結されたコインをNeetcoinのプロジェクトに活用する方針へと、今回の発表で舵が切られた形です。
同チームによると管理者アドレスの分類は次のとおりです。
- ステークアドレス
PoSマイニングに活用する - 協力金アドレス
PoSマイニングに活用する・プロジェクトに貢献した人への支払い原資 - チップアドレス
ラジオコミュニティでチップに用いる
協力金アドレスはプロジェクトに貢献した人への報酬原資にもなるということですから、運営チームの内外でNeetcoinに関する活動が活発化するきっかけとなるかもしれません。今後の活用へ期待が高まりますね!
なお、管理者アドレスのNeetcoinを市場で販売することはしないということですので、運営資金による相場への悪影響を懸念する人にも配慮された方針となっているようです。
詳細情報はNeetcoin運営チームの公式ブログをご確認ください。
<関連記事>
KT情報ポータル運営事務局 代表・アルファ情報ポータル編集長
2018年初頭に仮想通貨と出会い、同年4月に国産コインSanDeGoの立ち上げに遭遇。以降、仮想通貨を取り巻く熱狂とバブル崩壊を目の当たりにし、「コインで持続的な楽しさを提供すること」を軸に国産コインの普及活動に邁進。SanDeGo情報ポータル、アルファフォーセット、AlphaAdService、アルファDiscord等のサービスを運営。