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Neetcoin運営、新エクスプローラ「EXPROLA」を提供開始
国産仮想通貨Neetcoin(ニートコイン)の運営チームが4日、独自開発したブロックチェーンエクスプローラ「EXPROLA」の提供を開始しました。同チームの公式ブログ上で発表されています。
EXPROLAは、ブロックチェーンエクスプローラとして必要な「パブリック側からの転送確認」「承認数の確認」「ブロック進捗」に機能を絞って開発された簡易軽量エクスプローラで、スクリプト容量はコメントアウトを含めても30KB程度と非常にコンパクト。肥大化したブロックチェーンに対しても最低限のサーバーリソースで安定的に稼働することが期待されています。
一方、最新のブロックチェーンが反映されるまで10分程度のタイムラグがあるほか、たまたまDB更新のタイミングにアクセスすると画面表示に時間がかかる場合があるなど、既存のエクスプローラに慣れたユーザーが使用する際はちょっとした注意が必要そうです。
とはいえ、アルトコインのエクスプローラとして考えるならば、こうした特徴は使用するユーザー側に理解が浸透していくことで大きな問題にはならないことでしょう。
目下の問題としては、Neetcoinの既存のエクスプローラではブロックチェーンの肥大化に伴い正常に稼働できない状態が続いており、これを受けてか主要取引所であるCREX24ではNeetcoinの入出金を一時亭に停止する措置がとられています。
今回、新しいエクスプローラが稼働を開始したことでこうした措置が解除されるかも注目されます。
今後の展開次第ではEXPROLAが広く普及する可能性も…?
現在、「EXPROLA」はNeetcoinのエクスプローラとしてのみ公開されていますが、開発者のナンナ氏はAbout EXPROLAの記載の中で「EXPROLA」をCoinD用簡易軽量エクスプローラとして、Neetcoinだけの問題ではないブロックデータの増大による影響からコインを救うために開発したと言及しています。
現時点で「EXPROLA」のソースコードは非公開となっており公開の予定も公言されていませんが、 将来的に何らかの形で他のコイン向けにも提供される可能性が示唆されているものと見られます。
ブロックチェーンエクスプローラーとして必要十分な機能を備えつつ、必要なサーバリソースを最低限に抑えるという野心的なコンセプトで開発された「EXPROLA」。今後の運用で安定性が立証されれば、「IQUIDUS」「insight」に並ぶ第3のエクスプローラとして発展していく可能性もあるかもしれませんね。
同氏は最後に「もし、少し興味がわいていいなって思ったら、NEETCOINを少し買うことができます。」と締めており、もしこのプロダクトを応援したい人がいるならNeetcoinを購入・保有することでその意思を示すことができると提案しています。
国産仮想通貨コミュニティから生まれた、新たな国産エクスプローラ。
ぜひ、Neetcoinと一緒に応援していきたいですね!
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KT情報ポータル運営事務局 代表・アルファ情報ポータル編集長
2018年初頭に仮想通貨と出会い、同年4月に国産コインSanDeGoの立ち上げに遭遇。以降、仮想通貨を取り巻く熱狂とバブル崩壊を目の当たりにし、「コインで持続的な楽しさを提供すること」を軸に国産コインの普及活動に邁進。SanDeGo情報ポータル、アルファフォーセット、AlphaAdService、アルファDiscord等のサービスを運営。